アレルギー

保育園ではアレルギー疾患は日常的に遭遇しますし、気になるものです。以前は気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患が主な病気でしたが、今は食物アレルギーが給食のこともあるので一番の心配ごとでしょうか。
このページでは、アレルギー疾患について解説します。

食物アレルギーの治療方針はどうして「食べて治す」に変化してきたのか

2020年度はコロナウイルス感染拡大の影響もあり、保育士の先生がたをお招きしての、保育園医部会講演会は行わないことになりました。
かわりに、復習にはなりますが、2019年に保育園医部会講演会でお話しした内容「食物アレルギーの治療方針はどうして「食べて治す」に変化してきたのか」を再編集し、会場に来ていただけなかった保育士の皆さまにも視聴していただけるようにいたしました。ここをクリックして視聴してください。
  • 【内容】
  • 数年前までは、食物アレルギーの診療というと、原因になる食物をつきとめ、それを除去するということが多かったと思います。また、原因になりやすい食物の接種開始を遅らせるというような指導も行われていました。しかし、近年では、「(食べても大丈夫な量を見極め、食べて治す」というような方針が世界的にもスタンダードになってきました。その変化をわかりやすく解説していきたいと思います。